ディジタル技術検定

情報処理理論、情報通信理論及びプログラミング方法論をよく理解し、情報処理システムの構成法、試験、運用法及びプログラム開発をよく修得しているとともに、実務の指導ができる歴史ある資格です。

受験資格と難易度

難易度:

受験資格:特になし

受験データ

受験料:1級 6,500円、2級 5,000円、3級 4,000円、4級 3,000円 

試験日:4月

試験場所:全国

主催
(財)実務技能検定協会

試験について

筆記試験(マークシートによる多肢選択方式)
120分(1級)
90分(2級)
60分(3、4級)
45分(5級)
(1,2級は情報部門と制御部門とに分かれ、それぞれ独立しており別個の受験になります)

試験内容
<1級>
【 情報部門 】

情報処理システムに必要な情報処理理論及び情報通信理論に通じている。
計算機及び計算機関連機器の構造を理解している。
マンマシンインターフェースに関する知識があり、プログラムが組める。
各種システムプログラム及び応用パッケージに精通し、適用領域に関する見識を備えている。
ソフトウェア生産管理及びシステム構成の方法論に通じている。
業務に適したネットワークの設計及び選定ができる。
情報処理システムの導入及び運用に対して適切な助言ができる。

【 制御部門 】

回路理論及びアナログ電子回路を理解し、必要な設計ができる。
論理設計理論及び自動制御理論を理解している。
通信システムを理解している。
計測及び制御機器に精通している。
計算機及び計算機関連の機器に精通している。
ハードウェア対応のプログラムが組める。
制御システムの設計及び運用ができる。
計算機応用機器の概要を知っている。


<2級>

【 情報部門 】

情報処理理論及び情報通信理論の知識がある。
ファイル設計及びデータ構造に関する基本知識がある。
計算機本体装置に関する知識がある。
計算機周辺機器に関する知識がある。
計測及び制御に関するソフトウェアの知識がある。
各種の数値解析手法の原理を知っている。
高級言語によるプログラミングの設計、試験及び運用ができる。
システム構成に関するソフト的知識がある。  


【 制御部門 】

電子素子及び電子回路の知識がある。
アナログ・ディジタル変換に通じている。
論理設計の知識があり、論理回路が組める。
自動制御理論を理解し、計測及び制御機器に関する知識がある。
計算機本体に関する知識がある。
補助記憶装置及び入出力装置に関する知識がある。
システムをはたらかせるソフトウェアの知識がある。
ディジタル応用機器について、概要を知っている。  


<3級>

電子部品及び電気回路の基礎知識がある。
アナログ・ディジタル変換の概念がある。
2進数、10進数及び16進数による演算、相互変換ができる。
論理関数の基本原理が分かり、論理回路が構成できる。
簡単な計測、制御機器及び素子に関する知識がある。
原理的な計算機の構成及び制御の考え方が分かる。
計算機システムを構成する各種機器の機能概要及び用途を知っている。
各種ソフトウェアの名称、用途及び特徴を知っている。
日常生活にコンピュータが利用できる。


<4級>

中学校程度の理科及び技術の知識がある。
ディジタルとアナログとの区別ができ、特徴をつかんでいる。
2進整数の計算ができる。
基本的な論理が分かり、簡単なディジタル論理素子の動作が分かる。
簡単な電気・物理変換の原理が分かる。
計算機の必要性及び簡単な機能が分かる。
プログラミングの必要性及び簡単なソフトウェア用語が分かる。
日常生活に用いられる計算機応用機器の操作ができる。  


<5級>

コンピュータのしくみが分かる。
(・処理装置、記憶装置及び入出力装置のはたらき及び使い方の初歩的な知識がある)
(・2進数など、情報及びデータのディジタル表現についての初歩的な知識がある)
ソフトウェアのはたらきが分かる。
(・情報を処理する手順がわかる)
(・ソフトウェアの種類及び機能の初歩的な知識がある〈日本語ワードプロセッサ、データベース、表計算、図形及び通信処理など〉)
日常生活の中でのコンピュータ応用例が分かる。
(・身近なコンピュータ装置の簡単な操作ができる)
(・日常生活の中でコンピュータが果たしている役割についての初歩的な知識がある)

こんな人にお勧め

情報システムに従事する人

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