他人の委託により、国土交通省や都道府県等の行政機関に対して、船舶安全法、海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律、船員法、船舶職員及び小型船舶操縦者法などの海事関係諸法令の規定に基づく申請、届出、登記その他の手続きをし、又はこれらの手続きに関する書類の作成を業とする者をいいます。海事代理士になるには、海事代理士試験に合格し、海事代理士として登録することが必要です。
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難易度 |
★★★★ |
受験資格 |
学歴、年齢、性別等による制限はありませんが、試験に合格しても海事代理士法第3条に規定する欠格事由に該当する者は、海事代理士の登録ができません。 |
試験 |
筆記試験、口述試験 |
受験料 |
6,800円 |
試験日 |
10月、11月 |
試験場所 |
主要都市 |
こんな人にお勧め |
海事代理士を目指す人 |
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国家資格 |
■試験内容
(1)筆記試験
●一般法律常識(概括的問題)
憲法、民法、商法(第3編「海商」のみ対象。)
●海事法令(専門的問題)
国土交通省設置法、船舶法、船舶安全法、船舶のトン数の測度に関する法律、船員法、船員職業安定法、船舶職員及び小型船舶操縦者法、海上運送法、港湾運送事業法、内航海運業法、港則法、海上交通安全法、造船法、海上汚染等及び海上災害の防止に関する法律、国際航海船舶及び国際港湾施設の保安の確保等に関する法律(国際港湾施設に係る部分を除く。)及びこれらの法律に基づく命令。
(2)口述試験
本年の筆記試験合格者及び前年の筆記試験合格者で本年の筆記試験免除の申請をした者に対して行われます。
●海事法令
船舶法、船舶安全法、船員法、船舶職員及び小型船舶操縦者法
■合格基準 筆記試験18科目の総得点220点の60パーセント以上の得点をあげた者。 ただし、全科目受験者の平均正答率が60パーセントを上回る場合には平均正答率以上の得点をあげた者。
口述試験4科目の総得点40点の60パーセント以上の得点をあげた者。
■主催
国土交通省
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