Oracle Certified Java Programmer(OCJP)

Oracle Certified Java Programmer(OCJP)は、Oracleが提供するJavaプログラミングの認定資格です。日本語資格では、入門向けのBronze、実務基礎レベルのSilver、より高度なJava SE知識を問うGoldという段階で知られています。

ただし2026年10月は、Java認定資格の世代交代期です。Java SE 11対応日本語試験は2026年11月30日、Java SE 17対応日本語試験は2027年2月28日に配信終了予定で、OracleはJava SE 25対応日本語試験を2026年11月下旬から提供予定と発表しています。これから受験する人は、「Silver SE 17を取れば当面最新」と単純に考えず、受験時期とJava SE 25への移行を確認する必要があります。

Oracle Java資格を30秒で確認

  • Oracle公式のJava認定資格
  • 日本語資格ではBronze・Silver・Goldの体系が中心
  • Bronzeは特定Java SEバージョンに依存しない入門資格として継続
  • Silver SE 17は1Z0-825-JPN、90分・60問・65%以上
  • Gold SE 17は1Z0-826-JPN、90分・60問・65%以上
  • Gold SE 17は原則としてSilver SE 17等の前提資格が必要
  • SE 11日本語試験は2026年11月30日で配信終了予定
  • SE 17日本語試験は2027年2月28日で配信終了予定
  • Java SE 25日本語試験は2026年11月下旬から配信開始予定
  • 試験配信終了後も取得済み認定資格が直ちに失効するわけではない
資格名 Oracle Certified Java Programmer
提供 Oracle University / Oracle Certification Program
資格種別 ベンダー認定資格
日本語体系 Bronze / Silver / Gold
現行の主な世代 Bronze SE、Silver SE 17、Gold SE 17
移行予定 Java SE 25対応日本語試験を2026年11月下旬開始予定
主な対象 Java初学者、Java開発者、業務システム・バックエンド開発者

Oracle Certified Java Programmerとは

Oracle Certified Java Programmerは、Java SEの文法、オブジェクト指向、API、例外処理、コレクション、ストリーム、並行処理など、Javaアプリケーション開発に必要な知識をOracleが認定する資格です。

Javaは企業の業務システム、Webバックエンド、大規模サービス、既存基幹システムなどで長く利用されており、Oracle Java資格はJava技術者向けの代表的なベンダー資格の一つです。

サーティファイのJava資格とは別物

Oracle Java資格はOracle公式のJava SE認定です。一方、「Javaプログラミング能力認定試験」はサーティファイが実施する別資格で、級制度や1級実技など試験設計も異なります。

2026年10月のJava資格体系

資格 対象 位置づけ
Oracle Certified Java Programmer, Bronze SE Java入門 オブジェクト指向と基本文法
Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 17 開発初心者 Javaアプリ開発の基本
Oracle Certified Java Programmer, Gold SE 17 中上級 より高度なJava SE開発知識

Java SE 11のSilver・Goldも2026年10月時点では受験可能ですが、2026年11月30日で日本語試験の配信終了が予定されています。今から新規取得する場合は、受験時期を慎重に判断する必要があります。

Java Bronzeとは

Oracle Certified Java Programmer, Bronze SEは、Java言語未経験者向けの入門資格です。Javaを使ったオブジェクト指向プログラミングの基本知識を評価します。

試験番号 1Z0-818-JPN
試験名 Java SE Bronze
試験時間 65分
出題数 60問
形式 選択問題
合格ライン 60%
前提資格 なし

Bronzeは特定Java SEバージョンに依存しない

Oracleは2026年9月の案内で、1Z0-818 Java SE Bronzeを特定バージョンに依存しない認定試験として、引き続き提供するとしています。

Silver SE 17とは

Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 17は、Javaアプリケーション開発に必要な基本的なプログラミング知識を持ち、上級者の指導のもとで開発作業を行える開発初心者向け資格と位置づけられています。

試験番号 1Z0-825-JPN
試験名 Java SE 17 Programmer I
関連資格 Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 17
試験時間 90分
出題数 60問
合格ライン 65%
前提資格 なし
配信終了予定 2027年2月28日

Gold SE 17とは

Oracle Certified Java Programmer, Gold SE 17は、Silverより高度なJava SEプログラミング能力を認定する資格です。

試験番号 1Z0-826-JPN
試験名 Java SE 17 Programmer II
関連資格 Oracle Certified Java Programmer, Gold SE 17
試験時間 90分
出題数 60問
合格ライン 65%
配信終了予定 2027年2月28日

Gold SE 17の前提資格

Gold SE 17認定には、所定の前提資格が必要です。代表的にはOracle Certified Java Programmer, Silver SE 17を取得し、1Z0-826-JPNへ合格するルートがあります。

OracleはSilver SE 11、Silver SE 8、Silver SE 7や、一部の旧Gold・Professional資格からの移行ルートも案内しています。

1Z0-826-JPNに合格しただけで、全員がGold SE 17になるとは限らない

認定パスには前提資格条件があります。自分がどの資格を保有しているか、Oracle公式の移行パスを確認してから申し込みましょう。

Java SE 11資格はまもなく配信終了

試験 試験番号 配信終了予定
Java SE 11 Programmer I 1Z0-815-JPN 2026年11月30日
Java SE 11 Programmer II 1Z0-816-JPN 2026年11月30日

SE 11試験は2026年10月時点で残り期間が短いため、これから一から学び始める人がSE 11を選ぶメリットは限定的です。企業や研修制度でSE 11取得が指定されている場合を除き、SE 17または今後提供されるSE 25を比較する方が現実的です。

Java SE 17も2027年2月で配信終了予定

Java SE 17のSilver・Gold試験は、2027年2月28日に日本語試験の配信終了が予定されています。

SE 17は現行だが、長期的には移行対象

2026年10月から学習を始める場合、試験日まで十分な学習期間を取れるかを確認してください。特にGoldまで狙う場合は、Silver取得→Gold学習までの期間を逆算する必要があります。

Java SE 25資格が2026年11月下旬開始予定

Oracleは2026年9月7日、Java SE 11・SE 17日本語試験の後継として、Java SE 25対応の日本語認定試験を2026年11月下旬から配信開始予定と発表しました。

2026年10月4日時点では、日本語試験の具体的な試験番号・問題数・試験時間・合格ラインなどはまだ正式リリース前です。そのため、本記事では未発表情報を推測して記載しません。

今後の記事更新ポイント

Java SE 25日本語試験が正式公開されたら、試験番号、Silver/Gold認定パス、試験時間、問題数、合格ライン、料金を本記事へ追加する必要があります。

英語版Java SE 21・SE 25との違い

Oracleのグローバル認定では、Java SE 21 Developer ProfessionalやJava SE 25 Developer Professionalも提供されています。しかし、日本国内で「Oracle Certified Java Programmer Bronze/Silver/Gold」という日本語資格体系を取得する場合は、日本語試験の認定パスを確認する必要があります。

OracleはSE 17 Programmer IIについても、日本語試験に合格した場合と英語試験に合格した場合では、日本語のOracle Certified Java Programmer資格としての同時認定の扱いが異なることを案内しています。

受験料

Oracle認定試験の受験料は2026年6月1日に改定されました。

試験区分 2026年6月以降の税込価格 主な対象
監督なし 18,755円 Java SE Bronze等
監督付き 48,593円 Silver・Gold等のPearson VUE配信試験

受験料は改定されることがある

Oracleは為替等に応じて価格を見直すことがあります。申込直前にOracleまたはPearson VUEの最新価格を確認してください。

Bronzeの受験方式変更にも注意

2026年5月31日で、Oracleの「Pearson VUE配信監督なし試験用」受験チケットの販売は終了しました。監督なし試験のPearson VUE決済価格は、2026年6月1日から18,755円(税込)です。

さらにOracleは、Pearson VUEで配信している監督なし試験を2026年12月1日からOracleによるオンライン試験形式へ移行する予定と案内しています。

Bronzeは2026年後半に受験フローが変わる

古いブログにある「監督なし受験チケットを買う」という手順が、そのまま使えない場合があります。予約時点のOracle公式案内を確認してください。

Java Bronzeの出題テーマ

Bronzeでは、Javaの基本文法とオブジェクト指向の入口が中心です。

分野 主な内容
Javaの基本 クラス、mainメソッド、ソース構成
データ型 整数、浮動小数点、boolean、char等
演算子 算術、比較、論理、代入
条件分岐 if、switch
繰返し for、while等
配列 基本的な配列操作
オブジェクト指向 クラス、インスタンス、継承の基本

Silver SE 17で重要な分野

Silverでは、単純な文法知識だけでなく、コードを正確に追ってコンパイル結果・実行結果を判断する力が重要です。

分野 ポイント
オブジェクト指向 継承、オーバーライド、多態性
例外処理 try-catch、例外階層
インターフェース 抽象化・実装関係
ラムダ式 関数型インターフェースとの関係
コレクション List、Set、Map等
API Java SE標準APIの利用

Gold SE 17で重要な分野

Goldでは、Silverの内容を前提として、より高度なAPI、ジェネリクス、ストリーム、並行処理、I/O、ローカライズなど幅広いJava SE知識が必要です。

分野 学習テーマ
ジェネリクス 型パラメータ、ワイルドカード
Streams 中間操作・終端操作
並行処理 スレッド、Executor等
I/O・NIO ファイル・パス操作
リソース管理 try-with-resources
ローカライズ 日付・数値・メッセージの形式

コード問題の特徴

Oracle Java試験では「このコードはコンパイルできるか」「実行結果は何か」「どの選択肢を入れれば条件を満たすか」といった問題が多く、細かな言語仕様の理解が問われます。

IDEが補完してくれる知識も試験では自力で必要

実務ではIDEが警告・補完してくれる構文でも、試験では自分でコードの挙動を判断しなければなりません。

オブジェクト指向

概念 意味
カプセル化 内部状態を隠し、安全に操作する
継承 既存クラスの性質を引き継ぐ
多態性 同じ型の参照から異なる実装を扱う
抽象化 本質的な性質を取り出す

例外処理

構文 役割
try 例外発生の可能性がある処理
catch 例外発生時の処理
finally 終了時処理
throw 例外を発生させる
throws 呼出し側へ処理を委ねる

コレクション

種類 特徴
List 順序を持つ一覧
Set 重複を許さない集合
Map キーと値の組
Queue 処理待ちデータ等

Stream API

Silver・Goldの上位学習ではStream APIが重要です。コレクション等のデータを、filter、map、sorted、reduceなどで宣言的に処理します。

Streamは処理順と副作用を意識

中間操作と終端操作の違い、遅延評価、並列処理との関係を理解する必要があります。

難易度

Oracleは日本語Java資格について一般的な合格率を公開していません。そのため、合格率を推測で掲載しません。

資格 当サイト難易度目安 理由
Bronze 標準 入門だがJava文法の正確な理解が必要
Silver SE 17 やや高い コード読解とOO・API理解が必要
Gold SE 17 高い Java SEの広範囲な高度知識を問う

勉強時間の目安

Oracleが一律の標準学習時間を示しているわけではありません。以下は当サイトの目安です。

受験者タイプ Bronze Silver Gold
プログラミング初心者 60〜100時間 150〜250時間 250〜400時間
他言語経験あり 30〜60時間 80〜150時間 150〜250時間
Java授業経験あり 20〜50時間 60〜120時間 120〜220時間
Java実務経験あり 10〜30時間 30〜80時間 80〜150時間

勉強方法

1. 試験対象Javaバージョンを固定する

SE 11、SE 17、今後のSE 25では対象仕様が異なります。参考書や問題集の対象バージョンを必ず確認します。

2. コードを実際にコンパイルする

「このコードは通ると思う」で終わらせず、実行して確認します。

3. 間違えた理由を言語仕様まで戻る

正解番号だけ暗記せず、なぜ他の選択肢が不正解か説明できるようにします。

4. Silverはクラス関係を図にする

継承・参照型・実体型・オーバーライドを図で整理します。

5. GoldはAPIを横断的に学ぶ

Stream、I/O、コレクション、並行処理を個別暗記せず、データ処理の流れとして理解します。

2か月学習プラン:Silver SE 17

期間 内容 目標
1週目 変数・演算子・制御構文 基本文法を安定
2週目 クラス・コンストラクタ 生成と初期化を理解
3週目 継承・多態性 参照型と実体型を整理
4週目 例外・インターフェース 処理フローを追える
5週目 コレクション・ラムダ APIを使える
6週目 総合コード読解 実行結果問題を安定
7週目 模擬試験 65%を余裕をもって超える
8週目 弱点補強 時間内に解き切る

不合格になりやすいパターン

失敗 原因 改善
参考書を読むだけ コード挙動を追えない 毎日コンパイル
Javaバージョンを混同 古い問題集を使用 対象試験番号を固定
継承を暗記 参照型・実体型が曖昧 オブジェクト図で整理
APIを丸暗記 組合せ問題に弱い 実コードで確認
SE 17終了日を無視 受験期限に間に合わない 学習計画を逆算

サーティファイJava試験との違い

項目 Oracle Java資格 Javaプログラミング能力認定試験
主催 Oracle サーティファイ
体系 Bronze/Silver/Gold 1級・2級・3級
中心 Java SE仕様・コード知識 段階学習・コード読解・1級実技
上位試験 高度なJava SE知識 既存テーマプログラム改修
受験料 比較的高い 比較的低い

基本情報技術者試験との違い

項目 Oracle Java資格 基本情報技術者
資格種別 ベンダー資格 国家試験
中心 Java IT全般+アルゴリズム
Java文法 深く問う 特定言語試験ではない
ネットワーク・DB Java APIの範囲中心 独立分野として出題

就職・転職では組み合わせも有効

基本情報技術者試験でIT全般の基礎を示し、Oracle Java資格でJava専門知識を示す組み合わせは、Javaエンジニア志望と相性があります。

Bronze・Silver・Goldのどれを取るべき?

現在のレベル 候補
Java完全未経験 Bronze
授業・独学でJava基礎あり Silver
Java開発経験あり SilverまたはGoldへの認定パス確認
Silver取得済み Gold

2026年10月から始める場合はSE 25発表を確認

Bronzeは継続予定ですが、Silver/GoldについてはSE 17終了日が決まっています。急いでSE 17を取るか、2026年11月下旬予定のSE 25日本語試験詳細を待つかを、学習状況と受験目的で判断してください。

取得するメリット

メリット 内容
Java知識を体系化 自己流の理解をJava SE仕様で整理
コード読解力 細かな挙動まで確認する習慣がつく
学習成果証明 Oracle公式認定として示せる
段階学習 Bronze→Silver→Gold
実務補強 普段使わないJava APIを学ぶ機会になる

資格だけでJavaエンジニアになれる?

資格だけで採用や実務能力が保証されるわけではありません。Java開発では、Git、SQL、HTTP、Springなどのフレームワーク、テスト、自動化、クラウド等も重要です。

資格で示しやすいこと

  • Java SEを体系的に学んだ
  • 文法・オブジェクト指向・APIの基礎がある
  • 一定のコード読解力がある

資格だけでは示しにくいこと

  • 実際のWebアプリ開発経験
  • Spring等のフレームワーク経験
  • SQL・DB設計
  • Git・チーム開発
  • 本番運用・障害対応

取得資格は試験終了後に失効する?

Oracleは2026年9月の試験配信終了案内で、「認定試験の配信は終了するが、取得した認定資格が直ちに失効するわけではない」と明記しています。

したがって、SE 11やSE 17試験が終了したからといって、取得済み資格がその日から無効になるわけではありません。ただし、新しいJava世代が登場すると市場での新しさは相対的に下がるため、実務では最新バージョンの知識も継続して学ぶことが重要です。

よくある質問

Oracle Java資格は国家資格ですか?

国家資格ではありません。Oracleが提供するベンダー認定資格です。

Bronzeに合格しないとSilverを受けられませんか?

いいえ。Silver SE 17にはBronze取得の前提条件はありません。

Goldを受けるにはSilverが必要ですか?

Gold SE 17には前提認定があります。Silver SE 17のほか、Oracleが認める旧Silver・Gold等からの移行パスもあります。

Silver SE 17の試験時間は?

90分、60問、合格ライン65%です。

Gold SE 17も90分ですか?

はい。1Z0-826-JPNは90分、60問、合格ライン65%です。

SE 17はいつまで受けられますか?

日本語の1Z0-825-JPNと1Z0-826-JPNは2027年2月28日に配信終了予定です。

SE 11はいつまでですか?

1Z0-815-JPNと1Z0-816-JPNは2026年11月30日に配信終了予定です。

Java SE 25日本語資格はいつ始まりますか?

Oracleは2026年11月下旬から配信開始予定と発表しています。2026年10月4日時点では詳細未発表です。

合格率は公開されていますか?

Oracleは一般的な受験者全体の合格率を公開していません。本記事では推測値を掲載していません。

資格に有効期限はありますか?

OracleはSE 11・SE 17試験終了時にも、取得資格が直ちに失効するわけではないと案内しています。一方、認定ステータスや最新性の扱いは制度変更があり得るため、CertView等で自分の認定状況を確認してください。

Oracle Certified Java Programmerのまとめ

Oracle Certified Java Programmerは、Oracle公式のJava認定資格で、日本語体系ではBronze・Silver・Goldが中心です。2026年10月時点ではBronze SE、Silver SE 17、Gold SE 17が主な選択肢ですが、SE 11日本語試験は2026年11月30日、SE 17日本語試験は2027年2月28日に配信終了予定です。後継のJava SE 25日本語試験は2026年11月下旬から開始予定のため、これから学習を始める人は受験時期を見てSE 17とSE 25を比較する必要があります。Bronzeは65分・60問・60%以上、Silver SE 17とGold SE 17は各90分・60問・65%以上です。2026年6月以降のPearson VUE決済価格は監督なし18,755円、監督付き48,593円(税込)となっています。

情報確認:2026年10月4日
主な確認先:Oracle University Japan「認定資格一覧」「認定試験一覧」「Java SE 17認定資格」「Java SE Bronze」「Java SE 17 Programmer I / II」「移行パス」「配信終了試験一覧」「新着ニュース:Java認定試験の提供予定」「Pearson VUE社配信試験受験料・受験チケット価格改定」。

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