エンベデッドシステムスペシャリスト試験

エンベデッドシステムスペシャリスト試験(ES)は、自動車、家電、産業機器、医療機器、IoT機器などに組み込まれるシステムについて、ハードウェアとソフトウェアを一体で考え、性能・リアルタイム性・安全性・信頼性・セキュリティ・消費電力などの制約を満たす設計・開発を主導できる専門人材を対象とした高度国家試験です。

エンベデッドシステムスペシャリスト試験を30秒で確認

  • 組込み・IoT分野の高度国家試験
  • 2026年度はCBT方式・後期試験として実施
  • 科目A-1:50分30問、科目A-2:40分25問
  • 科目B-1:90分・2問中1問
  • 科目B-2:120分・3問中1問
  • B-2は論述式で、組込みシステム開発の具体的な設計・判断を論じる
  • 2025年度秋期の合格率は15.3%
  • リアルタイム性、RTOS、割込み、ハード/ソフト分担、安全性、信頼性が重要
  • 現行制度は2026年度で終了し、2027年度から新試験制度へ移行予定
資格名 エンベデッドシステムスペシャリスト試験
略号 ES
英語名称 Embedded Systems Specialist Examination
資格種別 国家試験
実施団体 独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
位置づけ 高度試験・レベル4相当
2026年度方式 CBT方式・後期
受験資格 制限なし
受験手数料 7,500円(税込)
主な対象 組込みエンジニア、ファームウェア開発者、IoT開発者、制御系エンジニア、組込みアーキテクト

エンベデッドシステムスペシャリスト試験とは

エンベデッドシステムスペシャリスト試験は、IoTを含む組込みシステムの企画・設計・開発・製造を主導する能力を評価する試験です。IPAは、ハードウェアとソフトウェアを適切に組み合わせ、機能・性能・品質・セキュリティなどを確保できる組込み・IoT系のフルスタックエンジニアを目指す人に適した試験としています。

組込みシステムは、PCや一般的なWebシステムと異なり、CPU性能、メモリ容量、消費電力、起動時間、リアルタイム性、温度、耐久性など厳しい制約の中で動作します。そのため、ソフトウェアだけではなく、回路、センサー、通信、OS、デバイス、製品全体を横断して考える必要があります。

「組込みCが書ける」だけでは足りない

ESでは、ソフトウェア実装に加えて、ハードウェアとの機能分担、タイミング、割込み、RTOS、信頼性、安全性、消費電力、セキュリティ、製品ライフサイクルまで理解する必要があります。

試験概要

科目 時間 形式 出題数 解答数
科目A-1 50分 四肢択一 30問 30問
科目A-2 40分 四肢択一 25問 25問
科目B-1 90分 記述式 2問 1問
科目B-2 120分 論述式 3問 1問

2026年度からCBT方式へ移行し、従来の午前Ⅰ・午前Ⅱ・午後Ⅰ・午後Ⅱは、科目A-1・A-2・B-1・B-2へ名称変更されています。

ESはB科目の出題数が他の高度区分と異なる

科目B-1は2問中1問、B-2は3問中1問です。NWやDBなどと同じ出題数だと思い込まないようにしてください。

2026年度後期の実施期間

申込受付期間 2027年1月27日〜2月27日
科目A-1・A-2 2027年2月20日〜3月2日
科目B-1・B-2 2027年3月16日〜3月28日
特別措置試験 2027年3月27日予定

科目A-1の特徴

科目A-1は高度試験共通の基礎知識を問います。組込み分野に偏らず、IT全般の基礎を広く確認されます。

分野 主な内容 ESとの関係
基礎理論 論理、アルゴリズム、数学 制御・性能計算の基礎
コンピュータ CPU、メモリ、I/O 最重要基礎
OS タスク、割込み、メモリ管理 RTOS理解につながる
ネットワーク TCP/IP、通信 IoT通信に関連
セキュリティ 暗号、認証、脅威 IoT機器保護に重要
開発・管理 設計、テスト、PM 製品開発全体を理解
ストラテジ 経営、法務、知財 製品戦略にも関係

科目A-2で問われる専門知識

科目A-2は、コンピュータ構成、組込みOS、リアルタイム処理、ハードウェア、通信、開発手法など、ES固有の専門知識を問います。

テーマ 主な内容 重点ポイント
CPU 命令、パイプライン、キャッシュ 性能・実行時間
メモリ ROM/RAM、キャッシュ、DMA 容量・速度・転送
割込み 割込み処理、優先度、ネスト 応答時間・競合
RTOS タスク、スケジューリング、同期 リアルタイム性
I/O GPIO、A/D、D/A、タイマ 外部機器制御
通信 UART、SPI、I2C、CAN等 用途・帯域・信頼性
センサー 計測、ノイズ、サンプリング 入力精度・処理周期
信頼性 冗長化、故障検出、フェイルセーフ 安全な故障動作
セキュリティ 認証、暗号、Secure Boot等 機器ライフサイクル

リアルタイム性とは

組込みシステムでは、「高速であること」と「リアルタイムであること」は同じではありません。重要なのは、決められた期限までに処理が完了することです。

考え方 意味 例
ハードリアルタイム 期限超過が重大事故につながる 安全制御、ブレーキ制御
ソフトリアルタイム 多少の期限超過を許容 映像、音声、UI処理
平均性能 平均して速ければよい 一般的なバッチ処理

平均100msではなく「最悪でも100ms以内」が重要

制御系では平均時間より最悪応答時間が重要になる場合があります。割込み、優先度、共有資源、待ち時間まで含めて設計します。

RTOSとタスク管理

RTOS(リアルタイムOS)は、複数のタスクを決められた時間制約の中で実行するために利用されます。

テーマ 意味 試験でのポイント
タスク 実行単位 状態遷移を理解
優先度 実行順制御 高優先タスクの影響
セマフォ 排他・同期 競合防止
イベントフラグ 事象通知 待ち条件を整理
メッセージ タスク間通信 データ受渡し
タイマ 周期処理 周期・期限管理

優先度逆転

低優先度タスクが共有資源を保持しているため、高優先度タスクが待たされ、その間に中優先度タスクが動き続けると、高優先度タスクの実行が遅れることがあります。これが優先度逆転です。

対策例
優先度継承や優先度上限など、RTOSが提供する同期機構を適切に利用します。

割込み処理

外部イベントに即応するため、組込みシステムでは割込み処理が多用されます。ただし、割込み処理を長くしすぎると他の処理を阻害します。

設計ポイント 考え方
処理時間 割込み内では必要最小限にする
優先度 重要度・期限に応じて設定
共有資源 競合と再入可能性を考える
後処理 重い処理はタスクへ渡す
ネスト 多重割込み時の状態を考える

ハードウェアとソフトウェアの機能分担

ESの重要テーマの一つが、ある機能をハードウェアで実現するか、ソフトウェアで実現するかというトレードオフです。

観点 ハードウェア寄り ソフトウェア寄り
処理速度 高速化しやすい CPU性能に依存
柔軟性 変更が難しい 更新しやすい
開発コスト 専用設計で高くなる場合 再利用しやすい
消費電力 専用回路で有利な場合 処理負荷で増える場合
保守 製品交換が必要な場合 OTA更新等が可能

正解は一つではない

性能、コスト、消費電力、変更可能性、量産数、開発期間、安全性などを総合して機能分担を決めます。

組込み通信

組込み機器では、用途に応じてさまざまな通信方式を使い分けます。

方式 特徴 主な用途
UART 単純なシリアル通信 デバッグ、モジュール接続
SPI 高速・同期式 センサー、メモリ
I2C 2線・複数デバイス接続 センサー、周辺IC
CAN 高信頼・優先制御 車載、産業機器
Ethernet 高速ネットワーク 産業・IoT
無線 ケーブル不要 IoT、家電、センサー

センサーとサンプリング

センサー情報を扱う場合、単に値を読むだけではなく、サンプリング周期、量子化、ノイズ、フィルタ、誤差などを考慮します。

項目 確認すること
サンプリング周期 信号変化を十分に捉えられるか
分解能 A/D変換で必要な精度を持つか
ノイズ フィルタや平均化が必要か
校正 個体差や経年変化へ対応するか
異常値 断線・故障をどう検知するか

安全性と信頼性

自動車、医療、産業機器などでは、故障が人身事故や大規模損害につながる可能性があります。そのため、故障しない設計だけでなく、故障しても危険側へ移行しない設計が必要です。

考え方 内容 例
フェイルセーフ 故障時に安全側へ移行 異常時に機器を停止
フェイルソフト 機能を制限して継続 一部機能を停止し基本機能維持
フォールトトレラント 故障しても継続運転 冗長系へ切替
故障検出 異常を早期検知 ウォッチドッグ等

ウォッチドッグタイマ

ソフトウェアがハングアップして一定時間応答しない場合、ウォッチドッグタイマがリセットなどの処理を行うことで異常状態から復帰させます。

組込みセキュリティ

IoT機器がネットワークへ接続される現在では、組込みシステムもサイバー攻撃の対象です。製品出荷後も長期間利用されるため、更新や鍵管理まで含めた設計が重要です。

対策領域 内容
Secure Boot 正当なソフトウェアだけ起動
署名更新 不正ファームウェアを防止
鍵管理 秘密鍵の安全な保存・更新
通信暗号化 盗聴・改ざん防止
デバッグ制御 製品出荷後の不要ポートを制限
脆弱性対応 OTA等による修正手段

出荷時だけ安全でも不十分

組込み製品は長期間使われるため、証明書期限、暗号方式の陳腐化、脆弱性修正、サポート終了までをライフサイクルとして設計します。

消費電力設計

バッテリー駆動のIoT機器では、消費電力が製品価値に直結します。CPUを高速化すれば性能は上がりますが、消費電力や発熱が増える場合があります。

対策 考え方
スリープ 不要時にCPU・周辺回路を停止
クロック制御 必要性能に応じて周波数を下げる
イベント駆動 ポーリングを減らす
通信削減 送信回数・データ量を抑える
ハード処理 専用回路で効率化する場合もある

科目B-1の特徴

科目B-1は90分で2問中1問を解答する記述式です。ハードウェア構成、タスク、割込み、通信、タイミングなどの資料を読み、設計上の問題や対策を記述します。

テーマ 問われやすい内容
リアルタイム 処理周期、応答時間、優先度
RTOS タスク、同期、排他
割込み 処理順序、競合、応答
I/O センサー、制御、データ転送
通信 帯域、周期、誤り、再送
信頼性 故障検出、冗長化、安全動作
性能 CPU負荷、メモリ、処理時間

B-1の解き方

  1. 設問を先に読む
  2. 機器構成と信号の流れを整理する
  3. 周期・時間・優先度を表にする
  4. ハード処理とソフト処理を区別する
  5. 割込みとタスクの実行順を追う
  6. 問題文の制約から答えを導く

タイミングチャートを書けるようにする

文章だけで処理順を追うのが難しい場合、時刻軸を書き、割込み発生、タスク起床、処理終了を並べると理解しやすくなります。

科目B-2は論述式

科目B-2は120分で3問中1問を選び、具体的な組込みシステム開発について論述します。製品・システムの特徴、要求仕様、制約、設計判断、検証まで一貫して書く必要があります。

論文の基本構成

パート 書く内容
対象システム 製品、利用環境、利用者
要求 機能、性能、品質、安全性
制約 CPU、メモリ、電力、コスト、期限
設計判断 ハード/ソフト分担、OS、通信等
工夫 性能、信頼性、安全、保守性
検証 試験方法、測定、評価
結果 要求をどう満たしたか

準備しておきたい論文ネタ

ネタ 展開しやすいテーマ
センサー機器 周期、電力、通信
モーター制御 リアルタイム、安全性、割込み
車載ECU CAN、安全性、故障対応
IoT機器 通信、OTA、セキュリティ
産業装置 信頼性、長期運用、保守
家電 コスト、消費電力、UI

弱い書き方
処理性能を高めるため、高性能CPUを採用した。

強い書き方
10ms周期の制御処理を最悪条件でも完了させる必要があったため、処理時間測定結果と割込み負荷を基にCPU性能を見積もり、30%の処理余裕を確保できる構成を採用した。

難易度・合格率

ESは、ソフトウェア、ハードウェア、リアルタイム制御、安全性などを横断するため、専門性の高い難関試験です。2025年度秋期は、応募者1,696人、受験者1,156人、合格者177人、合格率15.3%、合格者平均年齢36.0歳でした。

年度・期 応募者数 受験者数 合格者数 合格率 合格者平均年齢
2025年度 秋期 1,696人 1,156人 177人 15.3% 36.0歳

勉強時間の目安

IPAは必要学習時間を定めていません。以下は当サイトの目安です。

受験者タイプ 目安 重点
AP合格・組込み未経験 350〜600時間 ハード基礎+RTOS+B対策
組込み開発1〜3年 220〜400時間 体系化+論述
ファームウェア経験者 180〜350時間 ハード・安全・製品戦略
ハード設計経験者 220〜400時間 RTOS・ソフト設計
制御系経験3年以上 160〜300時間 IPA形式・論文

勉強方法

1. CPU・メモリ・I/Oを固める

CPU、キャッシュ、メモリ、DMA、タイマ、A/D、D/Aなど、組込みの土台を整理します。

2. RTOSを実際に理解する

タスク、優先度、セマフォ、イベント、メッセージなどを、状態遷移とタイミングで理解します。

3. 割込みと同期を重点的に学ぶ

競合、優先度逆転、共有資源、排他制御などを図で解ける状態にします。

4. ハード/ソフトのトレードオフを考える

性能、消費電力、変更容易性、コストを比較し、なぜその機能分担にするのか説明できるようにします。

5. B-1はタイミングを可視化する

周期処理や割込み問題では、時系列図、表、タイミングチャートを書きます。

6. B-2論文を実際に書く

自分の経験または想定事例を、要求・制約・判断・検証の流れで120分以内に書けるようにします。

6か月学習プラン

期間 学習内容 到達目標
1か月目 CPU・メモリ・I/O ハード基礎を説明できる
2か月目 RTOS・割込み・同期 タイミング問題を解ける
3か月目 通信・センサー・安全性 製品設計全体を理解
4か月目 B-1過去問 90分で1問完答
5か月目 B-2論文 2〜3本の事例を準備
6か月目 総合演習 本番時間で安定して完答

不合格になりやすいパターン

失敗 原因 改善
C言語だけ勉強する ハード・RTOSが不足 システム全体を学ぶ
平均処理時間だけ見る 最悪応答時間を考えない デッドラインで評価
RTOS用語を暗記 実行順を追えない タイミング図を書く
安全性を後回し 製品設計視点不足 故障時動作を考える
論文が技術紹介になる 設計判断がない 要求・制約・理由を書く

科目A-1免除制度

IPAが定める条件を満たしている場合、科目A-1を免除できる制度があります。過去の高度試験や情報処理安全確保支援士試験などの合格歴がある人は、申込前に免除対象か確認してください。

A-1免除を使える場合は専門分野へ集中

ESはB-1/B-2の専門性が高いため、免除対象ならRTOS、リアルタイム設計、ハード/ソフト分担、論文対策へ学習時間を回すと効率的です。

取得するメリット

メリット 内容
組込み知識の体系化 ハード・ソフト・制御を横断できる
設計力 要求からアーキテクチャへ落とせる
製品全体の視点 性能・安全・電力・コストを総合判断
IoT対応 通信・セキュリティを含めて設計できる
上流工程 組込みアーキテクト・技術リーダーと相性がよい

活かせる仕事

職種 活かせる業務
組込みソフトエンジニア ファームウェア、RTOS、制御
組込みアーキテクト ハード/ソフト分担、方式設計
車載ソフト開発 ECU、通信、安全制御
IoTエンジニア センサー、通信、OTA、セキュリティ
産業機器開発 リアルタイム制御、信頼性
技術リーダー 要求仕様、設計レビュー、技術選定

どんな人に向いている?

タイプ おすすめ度 理由
組込み実務者 非常に高い 実務と直結
ファームウェア開発者 高い 設計領域を広げられる
制御系エンジニア 高い リアルタイム設計を体系化
IoT開発者 高い 機器側知識を強化
Web系のみ経験 低め ハード・RTOSの学習量が大きい

応用情報・システムアーキテクトとの違い

資格 主な焦点 向いている人
応用情報技術者 IT全般 中堅IT人材
システムアーキテクト 業務システムの要件・方式設計 上流SE、アーキテクト

2026〜2027年度の制度変更

現行のエンベデッドシステムスペシャリスト試験は2026年度後期の実施をもって終了予定です。2027年度から、応用情報・高度試験は新しい「プロフェッショナルデジタルスキル試験(仮称)」などへ再編されます。

時期 変更
2025年度まで ペーパー方式・秋期実施
2026年度 CBT方式・後期実施
2026年度終了後 現行ES試験区分は終了予定
2027年度 8試験区分からなる新制度へ移行予定
新制度 高度システム分野は「プロフェッショナルデジタルスキル(システム)試験(仮称)」などへ再編予定

2027年度受験者は旧「ES」の名称だけで教材を選ばない

新制度では高度試験を大括り化します。組込み・IoT分野がどのように評価されるかは、IPAが公開する正式シラバス・サンプル問題を確認してください。

よくある質問

組込み経験がなくても受験できますか?

受験資格に実務経験の条件はありません。ただし、ハードウェア、RTOS、リアルタイム制御などWeb系とは異なる知識が多いため、未経験者は学習量が大きくなります。

C言語ができれば合格できますか?

十分ではありません。ESではプログラミングだけでなく、CPU、メモリ、I/O、RTOS、割込み、通信、安全性、信頼性、設計判断まで問われます。

電子回路を深く勉強する必要がありますか?

回路設計者レベルの深い知識までは不要ですが、CPU、メモリ、I/O、センサー、通信、タイマなどハードウェアの基本動作は理解しておく必要があります。

RTOSを使った経験がないと難しいですか?

難易度は上がります。タスク、優先度、同期、割込みなどを小さなサンプルで実際に動かすと理解しやすくなります。

IoTセキュリティも勉強すべきですか?

はい。ネットワーク接続される製品では、Secure Boot、更新、鍵管理、通信暗号化、脆弱性対応などが重要です。

B-2論文は実務経験がないと書けませんか?

実務経験がある方が具体性を出しやすいですが、センサー機器や制御装置など想定ケースを作り、要求・制約・設計判断・検証まで準備する方法もあります。

独学で合格できますか?

可能です。IPAの過去問題・解答例・採点講評に加えて、RTOSやマイコンを実際に動かす学習を取り入れると理解が深まります。

合格に有効期限はありますか?

現行エンベデッドシステムスペシャリスト試験の合格自体に有効期限はありません。

2027年度にも同じES試験を受けられますか?

現行制度は2026年度で終了予定です。2027年度は新試験制度へ移行するため、正式な新試験区分・シラバスを確認してください。

エンベデッドシステムスペシャリスト試験のまとめ

エンベデッドシステムスペシャリスト試験は、ハードウェアとソフトウェアを一体で考え、リアルタイム性、性能、電力、安全性、信頼性、セキュリティなど複数の制約を満たす組込みシステムを設計する力を評価する高度国家試験です。合格のポイントは、用語暗記ではなく、タスク・割込み・通信・ハード/ソフト分担を具体的なタイミングや制約の中で考え、B-2では「なぜその設計を選んだのか」を一貫して論述できるようにすることです。

情報確認:2026年10月
主な確認先:IPA「エンベデッドシステムスペシャリスト試験」「令和8年度 応用情報技術者試験、高度試験及び情報処理安全確保支援士試験の申込受付期間及び試験実施期間」「令和7年度秋期試験 合格発表」「試験制度の見直しについて」「試験要綱・シラバス」。

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