福祉住環境コーディネーター検定試験

高齢者や障害者が自立した生活を可能にするために環境整備、サービスのシステムを構築させる福祉住環境コーディネーター。幅広い知識も必要で人材育成が急がれている職種です。

受験資格と難易度

難易度:★★

受験資格:特になし 1級は2級合格者

受験データ

受験料:3級 4,200円、2級 6,300円、1級 10,500円

試験場所:商工会議所指定の会場

主催
東京商工会議所

受験者データ(2009年度)

試験日 受験者
(人)
実受験者
(人)
合格者
(人)
合格率
(%)
第22回 7月12日
(日)
3級 12,113 10,988 7,527 68.5
2級 16,786 15,119 6,547 43.3
第23回 11月22日(日) 3級 11,488 10,302 6,420 62.3
2級 20,087 18,021 9,292 51.6
1級 1,042 867 38 4.4
年度合計 3級 23,601 21,290 13,947 65.5
2級 36,873 33,140 15,839 47.8
1級 1,042 867 38 4.4

試験について

マークシート方式
1級はマークシート+論述・記述試験

出題範囲
【3級】
少子高齢社会と共生社会への道 
福祉住環境整備の重要性・必要性 
在宅生活の維持とケアサービス 
健康と自立 
障害者が生活の不自由を克服する道 
バリアフリーとユニバーサルデザインを考える 
生活を支えるさまざまな用具 
安全・快適な住まいの整備 
ライフスタイルの多様化と住まい 
安心できる住生活支援 
安心して暮らせるまちづくり 
【2級】
高齢者・障害者を取り巻く社会状況と住環境 
福祉住環境コーディネーターの役割と機能 
障害のとらえ方 
リハビリテーションと自立支援 
高齢者・障害者の心身の特性 
在宅介護での自立支援のあり方 
高齢者に多い疾患別にみた福祉住環境整備 
障害別にみた福祉住環境整備 
福祉住環境整備とケアマネジメント 
福祉住環境整備の進め方 
福祉住環境整備関連職への理解と連携 
相談援助の実践的な進め方 
福祉住環境整備の共通基本技術 
生活行為別福祉住環境整備の手法 
建築図面の読み方と建築関係法規の基礎 
福祉用具の意味と適用 
生活行為別にみた福祉用具の活用 
【1級】
福祉社会に向けての住環境整備の必要性 
福祉住環境コーディネーター1級の役割 
地域で支える高齢者ケア 
地域で支える障害者ケア 
地域福祉の推進と福祉のコミュニティづくり 
福祉のコミュニティづくり 
ユニバーサルデザインの概念および沿革 
ユニバーサル環境の整備手法 
高齢者・要介護者向け住宅・施設の流れ 
高齢者向け居住施設の種類と機能 
障害者向け住宅および施設の種類と機能 

合格基準
100点満点とし、70点以上をもって合格。

こんな人にお勧め

高齢者、障害者の自立に従事する人

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