3次元CAD利用技術者試験

CADを利用した知識・スキルを明確化し、一定水準に達している受験者に対して評価・認定を行うものです。現在までに延べ40万人を超える総受験者を得て、認定会場(CAD利用技術者試験センターが正式に認定した大学・専門学校・スクールなど)の数も全国で760校以上(平成21年3月現在)にわたり、わが国有数の技術系認定試験として広く認知されています。

受験資格と難易度

難易度:★★★

受験資格:特にありません。 
1級および準1級:2級合格年度の翌々年度以内の方が対象です(併願受験が可能です)。 例:平成21年度前期もしくは後期に2級合格した場合 どちらの場合も、平成23年度後期まで準1級もしくは1級受験が可能です。平成24年以降に準1級または1級を受験しようとする場合は、再度2級から受験し直していただきます。

受験データ

受験料:15,000円(1級)、10,000円(準1級)、7,000円(2級)

主催
(社)コンピュータソフトウェア協会

試験について

実技(1級)
マークシート方式による多肢選択方式(3択)および真偽方式で75問 (2級)

試験科目
【1級】
●CADリテラシー問題
文章によるモデリング手順に従い、部品を作成する問題。第三者との口頭によるやり取りや手描き図面情報の伝達をイメージし、的確にコマンドを使用できるかを問う。
●空間把握能力問題
投影図、展開図より、部品を作成する問題。空間形状が把握できているかを問う。 
●部品組立て能力問題
部品を作成し、それらを組み立てる問題。正しく部品を組み立てられるかを問う。 
●2次元図面からの作図能力問題
2次元図面より、機械部品を作成する問題。実務の基本的な能力を総合的に問う。 
【準1級】
●CADリテラシー問題
文章によるモデリング手順に従い、部品を作成する問題。第三者との口頭によるやり取りや手描き図面情報の伝達をイメージし、的確にコマンドを使用できるかを問う。
●空間把握能力問題
投影図、展開図より、部品を作成する問題。空間形状が把握できているかを問う。 
●2次元図面からの作図能力問題
2次元図面より、機械部品を作成する問題。実務の基本的な能力を総合的に問う。
【2級】
● 3次元CADの概念
3次元CADとは、3次元CADの必要性、3次元CADの歴史、3次元モデルのデータ構造、表示技術、3次元モデルの構成 
● 3次元CADの機能と実用的モデリング手法
3次元CADによる設計、モデリング機能、実用化の事例、複合化したコマンド、検査・計測・解析の方法、パラメトリックモデリング、アセンブリモデリング、実用上の注意点
● 3次元CADデータの管理と周辺知識
トレランス、データ変換、PDQ、PDM、プロジェクト管理、コンピュータシステムの構成、データの記憶媒体、CADとネットワーク知識、情報セキュリティ 
● 3次元CADデータの活用
CAE、CAM、CAT、CG、RP、DMU(ディジタルモックアップ)ツール、コラボレーション、3次元CADデータの応用例 ※ 筆記の分野設定は多少変更になる場合があります。詳細は、平成20年度版ガイドブックをご参照ください。 
合否基準
該当級の各分野5割以上および総合7割以上の正解

こんな人にお勧め

不明

合格お役立ちサイト

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