インターネット検定 .com Master

.com Master(ドットコムマスター)は、NTTドコモビジネスが実施するICTスキル認定資格制度です。インターネット、ネットワーク、パソコン、セキュリティ、法律・マナーなどをベンダーフリーで幅広く学べるのが特徴で、2026年には制度開始25周年を迎えています。

現行資格は.com Master BASICと.com Master ADVANCEの2本立てです。ADVANCEでは得点に応じてシングルスターまたはダブルスターが認定されます。IT初心者の基礎学習から、社内SE・サポート担当・ネットワーク担当者の実務知識まで段階的に学べます。

.com Masterを30秒で確認

  • NTTドコモビジネスが実施するICTスキル認定資格
  • 2026年に25周年
  • 現行資格はBASICとADVANCE
  • BASIC:45分・50問・70点以上・4,400円(税込)
  • ADVANCE:80分・70問・1,000点満点・8,800円(税込)
  • ADVANCEは得点によりシングルスター/ダブルスターを認定
  • シングルスター:420点以上+各分野必須得点
  • ダブルスター:700点以上+シングルスター基準+各分野必須得点
  • BASICはCBT・IBT・団体PBTに対応
  • ADVANCEはCBT・団体IBT・OLTC・団体PBTに対応
資格名 インターネット検定 .com Master
実施 NTTドコモビジネス
資格種別 民間資格
現行区分 BASIC / ADVANCE
ADVANCE認定 シングルスター / ダブルスター
対象 IT初心者、一般社員、サポート担当、SE、システム担当者など

.com Masterとは

.com Masterは、2001年にスタートしたインターネット・ICT分野の資格です。2025年6月まではNTTコミュニケーションズが実施していましたが、現在はNTTドコモビジネスが実施しています。

特定メーカーや特定ソフトに偏らないベンダーフリー資格として、インターネット、ネットワーク、セキュリティ、ハードウェア、ソフトウェア、法律、マナーなどを横断的に学びます。

2026年で25周年

公式では、2001年の開始から2025年6月までに延べ50万人以上が受検したと案内されています。2026年は25周年キャンペーンも実施されています。

現行資格はBASICとADVANCE

資格 対象 学習内容
.com Master BASIC IT初心者・学生・新社会人 インターネット、PC、セキュリティ、法律・マナーの基礎
.com Master ADVANCE SE・サポート・システム担当 ネットワーク、接続設定、トラブル対応、セキュリティ、サービス運用

.com Master BASIC

BASICは、社会人として必要なICTリテラシーを身につけたい人向けです。インターネットの利用、パソコン、接続、セキュリティ、情報利用に関する法律やマナーを学びます。

試験時間 45分
出題数 50問
満点 100点
合格基準 70点以上
受検料 4,400円(税込)
結果 CBTでは試験終了後即時

BASICの出題分野

分野 内容
インターネットの利用 Web、メール、クラウド等の基本
ハードウェアとソフトウェア PC・OS・周辺機器
インターネット接続 回線・Wi-Fi・ネットワーク基礎
セキュリティ マルウェア、認証、情報保護
法律・マナー 著作権、個人情報、SNS、モラル

BASICの受検方法

方式 個人 特徴
CBT 可 全国の公認テストセンター
IBT 可 インターネット受検、24時間365日
PBT 団体のみ マークシート一斉受検

CBTは全国47都道府県・300か所以上のテストセンターで受検でき、IBTはシステムメンテナンス等を除き24時間365日受検できます。

.com Master ADVANCE

ADVANCEは、ネットワークやシステムを仕事で扱う人向けです。企業のSE、システム担当者、サポート部門、ICT教育担当などを想定しています。

試験時間 80分
出題数 70問
満点 1,000点
受検料 8,800円(税込)
認定 シングルスター / ダブルスター

ADVANCEの出題分野

分野 内容
インターネットの仕組みと関連技術 TCP/IP、DNS、IPv6、ネットワーク等
接続設定とトラブル対処 通信設定、障害切り分け
セキュリティ 認証、暗号、マルウェア、脅威対策
サービス利用と法律 クラウド、Webサービス、法律、利用ルール

ADVANCEは1回の試験で2段階判定

ADVANCEは、同じ70問を受検し、得点によってシングルスターまたはダブルスターに認定されます。

認定 採点対象 合格基準
シングルスター 前半50問・700点満点 420点以上+各出題分野の必須得点
ダブルスター 70問・1,000点満点 700点以上+各出題分野必須得点+シングルスター基準

ダブルスターを狙っても、条件次第でシングルスター認定

70問を受けた結果、ダブルスター基準へ届かなくてもシングルスター基準を満たせば、シングルスターとして認定されます。

ADVANCEの受検方法

方式 利用
CBT 個人・団体
IBT 団体受検のみ
OLTC ADVANCEのみ、遠隔監督付きオンライン
PBT 団体受検のみ

シングルスターとダブルスターの違い

項目 シングルスター ダブルスター
対象レベル 中級 中上級〜上級
採点対象 50問 70問
満点 700点 1,000点
合格点 420点以上 700点以上
用途 ICTサポート、社内IT SE、ネットワーク、システム担当

IPv6資格としての位置づけ

ADVANCEのシングルスターとダブルスターは、IPv6普及・高度化推進協議会およびJATEが運用する「ネットワーク技術者に求められるIPv6関連技術習得に係る資格試験認定」におけるv6資格認定試験です。

IPv6を学んだ証明にも使える

ネットワーク担当者がIPv6関連技術を体系的に学ぶ入口としても利用できます。

旧.com Master ★/★★/★★★との違い

古い情報では「シングルスター」「ダブルスター」「トリプルスター」という旧体系が紹介されていることがあります。

現在はBASICとADVANCEが中心で、ADVANCEの中でシングルスター/ダブルスターを判定する仕組みです。

古いトリプルスター情報に注意

旧資格体系の説明を現行試験として読まないようにしてください。2026年の現行公式ページではBASICとADVANCEの2資格が案内されています。

2026年の25周年キャンペーン

2026年5月1日から2027年3月31日まで、過去の.com Master受検者を対象に再受検・アップグレード受検等の割引キャンペーンが実施されています。

旧.com Master受検者や、BASICからADVANCEへ進みたい人も対象になり得るため、該当する場合は申込前に公式キャンペーン条件を確認してください。

公式教材

教材 価格
.com Master BASIC公式テキスト 第5版 2,200円(税込)
.com Master ADVANCE公式テキスト 第4版 3,740円(税込)

BASIC公式テキスト第5版は2025年8月に発売されており、2026年受検でも現行教材として使えます。

オンライン学習講座

公式ページでは、BASIC・ADVANCE向けのオンライン講座も案内されています。

講座 価格
BASIC認定講座 6,600円(税込)
ADVANCE試験対策講座 12,100円(税込)

ADVANCEのオンライン講座には本試験受検用チケットがセットされています。

難易度

資格 当サイト難易度目安
BASIC 初級
ADVANCE シングルスター 標準
ADVANCE ダブルスター 標準〜やや高い

勉強時間の目安

以下は公式値ではなく当サイト目安です。

資格 初心者目安
BASIC 30〜60時間
ADVANCE シングルスター 80〜150時間
ADVANCE ダブルスター 120〜220時間

勉強方法

1. BASICは公式テキスト+無料問題

完全初心者は公式テキストを1周し、公式の一問一答問題で理解を確認します。

2. ADVANCEはネットワークを実際に確認

IP Address、DNS、Wi-Fi、Router、IPv6などを自宅や検証環境で確認すると理解しやすくなります。

3. セキュリティは攻撃と対策をセットで学ぶ

Phishing、Malware、Authentication、Encryptionなどを具体例と結びつけます。

4. 模擬試験は時間を測る

ADVANCEは80分で70問あるため、時間配分に慣れる必要があります。

ADVANCEの学習スケジュール例

期間 内容
1〜2週 TCP/IP・Internet基礎
3週 DNS・Web・Mail
4週 LAN・Wi-Fi・Router
5週 IPv6
6週 Security
7週 Troubleshooting
8週 法律・Service利用
9〜10週 模擬試験・弱点補強

不合格になりやすいパターン

失敗 原因 改善
用語暗記だけ トラブル問題に弱い 通信の流れを理解
Securityを後回し 重要分野で失点 毎週復習
分野別必須得点を無視 総合点だけでは不十分 苦手分野を残さない
ADVANCEで時間不足 70問を解き切れない 80分模試を実施

ITパスポートとの違い

項目 .com Master ITパスポート
資格種別 民間資格 国家試験
中心 Internet・Network・Security IT・経営・Management全般
初心者向け BASICあり 1試験
技術深度 ADVANCEはNetwork寄り 幅広いIT基礎

Network+との違い

項目 .com Master ADVANCE CompTIA Network+
市場 日本国内 国際
言語 日本語中心 国際資格
範囲 Internet+Security+法律 Network技術全般
技術実務 基礎〜中級 よりNetwork専門

J検との違い

項目 .com Master J検
中心 Internet・Network 情報活用・System・Design
体系 BASIC / ADVANCE 3試験体系
企業研修 相性が高い 学校教育でも強い

就職・転職での価値

.com Masterだけで採用が決まるわけではありませんが、IT未経験者がICT基礎を学んだ証明として、また社内IT・ヘルプデスク・サポート担当がネットワークやセキュリティ知識を体系化した証明として活用できます。

職種に合わせて次の資格へつなげる

BASIC→ITパスポート、ADVANCE→Network+、CCNA、情報セキュリティ系資格などへ進むと、学習の発展性を示しやすくなります。

企業研修で使いやすい理由

理由 内容
ベンダーフリー 特定製品に偏らない
団体受検 企業・学校で一斉実施可能
BASIC 全社員向けICT Literacy
ADVANCE IT Support・SE向け
教材 公式Text・動画講座あり

どんな人に向いている?

タイプ おすすめ
PC・Internet初心者 BASIC
学生・新社会人 BASIC
Help Desk ADVANCE Single Star
社内SE ADVANCE
Network基礎を学びたい ADVANCE
IPv6を体系的に学びたい ADVANCE

よくある質問

.com Masterは現在もありますか?

はい。2026年時点でもNTTドコモビジネスが実施しており、25周年キャンペーンも行われています。

BASICの試験時間は?

45分、50問です。

BASICの合格点は?

100点満点中70点以上です。

BASICの受検料は?

4,400円(税込)です。

ADVANCEの試験時間は?

80分、70問です。

ADVANCEの受検料は?

8,800円(税込)です。

ADVANCEのシングルスター合格点は?

採点対象50問・700点満点中420点以上で、各出題分野の必須得点も必要です。

ダブルスターの合格点は?

70問・1,000点満点中700点以上に加え、各分野必須得点とシングルスター基準を満たす必要があります。

自宅で受けられますか?

BASICはIBTでインターネット受検が可能です。ADVANCEには遠隔監督付きOLTC等の方式があります。

トリプルスターは現行資格ですか?

現行公式ページではBASICとADVANCEの2資格が案内され、ADVANCEはシングルスター/ダブルスター認定です。旧制度のトリプルスター情報とは区別してください。

.com Masterのまとめ

.com Masterは、NTTドコモビジネスが実施するベンダーフリーのICTスキル認定資格です。2026年時点の現行体系はBASICとADVANCEで、BASICは45分・50問・70点以上・4,400円、ADVANCEは80分・70問・8,800円です。ADVANCEは得点によってシングルスターまたはダブルスターが認定され、シングルスターは420点以上、ダブルスターは700点以上に加えて分野別必須得点等を満たす必要があります。IT初心者、新社会人、ヘルプデスク、社内SE、ネットワーク担当などがインターネット・ネットワーク・セキュリティ知識を体系的に学ぶ資格として、2026年でも利用価値があります。

情報確認:2026年10月4日
主な確認先:NTTドコモビジネス「インターネット検定 .com Master」「25周年キャンペーン」「公式テキスト・教材」。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)