紅茶の知識と淹れ方を学び、家庭や仕事に活かすための民間資格で紅茶の楽しみ方と知識をトータルに学べます。
基本的な淹れ方から、アレンジティー、紅茶の文化や歴史、フードとの組み合わせまで日常生活での紅茶の楽しみ方を広げたい方、紅茶に関わる仕事を目指す方に適した内容になっています。
■主催
日本創芸学院
受験資格と難易度
受験資格(受講資格)
どなたでも受講・受験可能
- 年齢・性別・学歴・経験は一切不問
- 紅茶に興味のある方なら、どなたでも受講・資格取得が可能
-
こんな方におすすめ:
- 紅茶が趣味の方
- 紅茶を仕事や副業に活かしたい方
- 紅茶教室やティーイベントを始めたい方
難易度(合格しやすさ)
難易度の目安
項目 | 内容 | 難易度(5段階) |
---|---|---|
添削課題 | 毎月の課題(全6回) | ★☆☆☆☆(やさしい) |
修了課題 | テイスティングとレポート提出 | ★★☆☆☆(基礎+応用) |
総合評価 | 提出物+理解度で判断 | ★★☆☆☆(しっかり取り組めば合格) |
合格率(非公表だが非常に高い)
- 基本的に全課題をまじめに提出し、学習内容を理解していれば合格可能
- 不合格になることは非常にまれで、受講者の多くが資格を取得しています
試験内容
試験の全体構成(通信課題制)
試験=講座の修了条件を満たすこと
-
通信講座を受講し、次の内容をすべて終えることで資格認定(合格)
- 添削課題(全6回)
- 実技課題(紅茶の淹れ方・テイスティング)
- 最終課題(総合レポート+オリジナル企画)
添削課題(全6回)
内容と形式
- 各回:テキストで学んだ内容に沿った筆記課題+簡単な記述式レポート
-
主な出題例:
- 紅茶の歴史や文化に関する基礎問題(○×/選択式)
- 茶葉の種類・製法の違いを説明
- 「アールグレイとは何か」「オーソドックス製法の特徴とは」などの記述式
評価ポイント
- 内容理解度、要点の整理、表現力
- ひとつひとつの課題は難しくないが、正確な知識と自分の言葉でまとめる力が必要
実技課題(テイスティング・抽出技術)
内容と提出方法
- ティーポットを使って紅茶を淹れ、香り・味・見た目を自分で評価しレポート化
- 講座に付属する茶葉(サンプルティー)を使用
-
主な実習内容:
- リーフティー/ティーバッグの正しい淹れ方
- ミルクティー・アイスティー・アレンジティーの抽出法
- テイスティング用語(香り、コク、渋みなど)の使い方
評価ポイント
- 基本的な技術(温度・時間・分量)を正しく守れているか
- 自分の感じた味を具体的かつ簡潔に表現できているか
最終課題(総合レポート+オリジナル提案)
内容の一例
- 「私が考える理想のティータイム」
- 「紅茶と楽しむ季節のレシピ提案」
- 「地域で開きたい紅茶講座の構成案」
提出形式
- A4用紙2〜4枚程度(手書きまたはパソコン可)
- 写真やイラストの添付も自由(表現力が評価される)
評価ポイント
- 創造力、実用性、紅茶への愛情と理解が伝わるか
- 構成の明確さ、テーマの一貫性、丁寧な言葉づかい
合格基準
- 各課題の提出と評価をすべて終えた時点で総合的に合否判定
- 原則、すべての課題を提出し、内容に不備がなければ合格
試験対策
添削課題の対策
対策のポイント
- 全6回の課題は各回のテキスト学習内容に完全に対応
- 1回ごとに理解を深めながら進めると、最後にまとめ直す必要が少なくなる
学習方法
-
章ごとにノートを作る
- 産地・製法・種類など、分類ごとに整理すると暗記しやすい
-
重要語句はオリジナルの「紅茶用語集」を作成
- 例:「フルボディ=コクが強い」「CTC=粉砕・圧搾・丸め」
提出前の確認ポイント
- 質問に対する答えが的確か
- 自分の言葉で簡潔にまとめられているか
- 記述式問題は「具体例」を1つ入れると評価が高くなる
実技課題(テイスティング・抽出)の対策
対策のポイント
- 淹れ方のマニュアルどおりに正確な作業を繰り返すこと
- 味の違い・香りの特徴を言語化できる力が求められる
練習方法
-
湯の温度、蒸らし時間、茶葉の量を記録する
- 変化が味や香りにどう影響するかを比較できるようにする
-
3種以上の紅茶を飲み比べ
- 色・香り・渋み・甘みの違いを表にして整理
-
テイスティングノートを毎回つける
- 項目例:外観/香り/味/余韻/一言メモ
表現のコツ
- 「フルーティーな香り」「やさしい渋み」「はちみつのような甘さ」など、五感を使った表現を心がける
- 単に「おいしい」ではなく、なぜそう感じたかを説明できると◎
最終課題(レポート・提案)の対策
対策のポイント
- 自分らしさを出しつつ、実用性・提案性がある内容に仕上げる
- 「紅茶を誰にどう楽しんでほしいか?」が明確なテーマ設定が鍵
構成案(例)
- 導入(テーマの選定理由)
- 紅茶の魅力の紹介(体験・知識)
- 実践例(アレンジ・ペアリング・イベント企画など)
- まとめ・今後の展望
よくあるテーマ例
- 「親子で楽しむ紅茶時間の提案」
- 「和菓子と紅茶の意外な組み合わせ」
- 「季節ごとの紅茶レシピ集」
効果的な学習の工夫
スケジュール管理
- 月初に1単元+課題1回のペースが理想的
- スマホのリマインダーやカレンダーで学習を「習慣化」する
モチベーションを保つ方法
- 学んだ知識をSNSや日記でアウトプット
- ティータイム写真を記録するだけでも意欲UP
- 紅茶イベントやカフェめぐりを“ご褒美”に
取得後に出来ること
紅茶に関する仕事や活動の土台として活かせる
紅茶に関わる接客・販売現場での信頼度UP
- 紅茶専門店やカフェでの接客時に、茶葉の種類やおすすめの淹れ方を提案
- 試飲会やフェアでのお客様対応・商品説明にも自信が持てる
履歴書・プロフィールに記載可能
- 資格名を記載することで、紅茶への知識・情熱を客観的に伝えられる
- 紅茶や飲食関連の職種へ転職・副業を考える方にも有利
教室・イベント運営など個人活動にも活用できる
自宅やオンラインでの「紅茶教室」の開催
- 紅茶の基本講座やティーパーティーの企画などを自主開催できる
- 地域の公民館、カフェスペース、Zoomなどでも展開可能
紅茶イベント・交流会の主催
- 季節のティーイベント(クリスマスティーパーティー など)
- お菓子教室・料理教室とのコラボ企画も人気
資格取得をきっかけに広がる副業・講師業
- 地域講座やカルチャースクールに紅茶講師として登録
- 資格保持者向け講座や自主勉強会の開催にもつなげられる
SNS・ブログ・ライティング活動にも強みを発揮
紅茶情報の発信に信頼性をプラス
- SNSやブログでのティーレビュー・レシピ紹介に説得力
- 「紅茶コーディネーター」の肩書きをプロフィールに使える
写真・動画・レシピ投稿に活かせる
- ティータイムの投稿に知識と表現力を添えることで注目度UP
- YouTubeやInstagramでの「紅茶系インフルエンサー活動」も視野に
さらに上位資格へのステップにも
紅茶関連の上級資格取得を目指す際の基礎づくりに
- 日本紅茶協会「ティーインストラクター」など、より実践的・講師向けの資格に挑戦する土台になる
- ソムリエやフードコーディネーターとの資格併用で活躍の幅が広がる
活かせる場面・職種一覧
活動分野 | 活かせること |
---|---|
小売・販売 | 紅茶の接客、茶葉提案、POP作成 |
飲食店 | カフェメニュー提案、接客教育 |
教室・イベント | 紅茶教室、季節イベントの主催 |
執筆・発信 | SNS投稿、レシピ執筆、ティーブログ |
副業・開業 | オンライン講師、自宅サロンの運営 |
その他食品系資格一覧
食品衛生責任者
ふぐ調理師
すしエンターティナー
家庭料理技能検定
フードコーディネーター
カフェプランナー
雑貨カフェクリエイター
フードアナリスト
デザートクリエイター
惣菜管理士
ソムリエ
バーテンダー
ワインエキスパート
チーズプロフェッショナル
コーヒーコーディネーター
ティーインストラクター
ビアテイスター
紅茶コーディネーター
きき酒師
焼酎アドバイザー
日本茶インストラクター
中国茶認定初級インストラクター