主に飲食店・酒販店等において日本酒の香りや味わいなどを分かりやすく説明したりお客様の好みや料理、その日の体調などを的確に捉え、最もマッチした日本酒を提供できるプロフェッショナルの事です。「食の多様化」が進む現代、「日本酒」に対する関心もますます高まりニーズは高まる一方です。
受験資格と難易度
難易度:★★
受験資格:—
受験データ
受験料:55,000円(1日コース) 60,000円(通学コース) 60,000円(在宅コース)
試験について
試験は、筆記1、筆記2、テイスティング、サービスの4部構成になります。
■試験内容
第1次試験 【筆記】50分
酒類全般における基礎知識を問います。
きき酒師になるには日本酒の知識はもちろん、酒類全般の基礎知識も必要不可欠。全てを学んでこそ日本酒の特徴が見えるからです。また、プロフェッショナルとしての姿勢や飲食に関する基礎知識が問われます。
※選択問題と一部記述
【講義出題名】
○飲食のプロを目指す者達へ ○各商品の特性 ○様々な健康効果
○アルコール飲料、飲料の基礎知識と効果的な分類方法
第2次試験 【筆記】90分
日本酒に関する専門知識と企画立案をして頂きます。
日本酒の基礎知識の他、シチュエーションを設定し、それにふさわしい提供方法や料理との組み合わせなどを提案する企画書を作成していただきます。出題範囲が広く、この試験が合否の分かれ目といえます。講習の段階で提示される復習ポイントを中心に充分な準備をしてください。
【講義出題名】
○日本酒の原料 ○日本酒の醸造 ○日本酒の歴史 ○日本酒の表示方法
○日本酒のセールスプロモーション
第3次試験 【テイスティング】60分
日本酒の香りや味わいの表現及び提案を行います。
2種類の日本酒をテイスティング。最大の個性は何であるか?その個性の活かし方は?を主体とし、表現方法、セールスプランへの変換などが問われます。
【講義出題名】
○日本酒のテイスティング
第4次試験 【口頭試問】一人約3分
日本酒の基礎知識・サービス法について問われます。
ひとりづつ試験官の前で、口頭試問を行います。身だしなみから、表情、そして好感度、ボトルを扱う技術、旬の食材とのマッチング提案と劣化した日本酒についてが問われます。
【講義出題名】
○日本酒の基礎知識 ○日本酒のサービス ○日本酒の品質鑑定
こんな人にお勧め
不明