多くの人で一つの情報システムを開発するのですが、その中でシステムの計画、管理などを行うのがプロジェクトマネージャ。そのプロジェクトマネージャとして試されるのがこの資格です。企業へのアピールは申し分ない。
受験資格と難易度
難易度:★★★★
受験資格:特になし
受験データ
項目 | 内容 |
試験区分 | 高度情報処理技術者試験 |
試験形式 | 筆記試験(多肢選択、記述式) |
試験時間 | 午前Ⅰ:50分 |
午前Ⅱ:40分 | |
午後Ⅰ:90分 | |
午後Ⅱ:120分 | |
合格基準 | 各科目で60点以上(満点100点) |
受験料 | 約7,500円(試験年度による) |
試験について
午前100分 4肢択一(55問)
午後90分 記述式(3/4問)
午後120分 小論文(1/3問)
-
午前Ⅰ
プロジェクトマネジメントに関連する基礎的な理論、ツール、技法に関する問題。 -
午前Ⅱ
プロジェクトマネジメントに関する選択肢問題。具体的なマネジメント技術(スケジュール管理、リスク管理など)について問われます。 -
午後Ⅰ
記述式問題。実際のプロジェクトマネジメントに関するシナリオが出題され、プロジェクトの計画、実行、監視、調整についての問題が求められます。 -
午後Ⅱ
実際のプロジェクトに関連するケーススタディ形式の問題。マネジメント技法、リスク管理、チームマネジメントなどの実践的な能力が試されます。
【出題内容の例】
- プロジェクト計画:プロジェクトの目的、スコープ、目標設定、進捗計画
- リスク管理:リスク識別、評価、リスク対応計画
- 品質管理:品質計画、品質保証、品質コントロール
- コスト管理:予算作成、コスト監視、変更管理
- チームマネジメント:リーダーシップ、モチベーション管理、チームワーク
こんな人にお勧め
情報処理関連に従事する人
- キャリアのステップアップ:プロジェクトマネジメントの専門性を証明し、キャリアアップに繋がる。
- 企業での信頼性向上:プロジェクトを効率的に管理・運営できる能力を証明でき、企業内での評価が向上。
- プロジェクト成功率の向上:プロジェクトを成功に導くための実務的なスキルを身につける。