ITサービスマネージャ試験

ITサービスの運用管理や品質保証に関するスキルを認定する国家資格で、情報処理技術者試験の中でも高度区分に属します。

ITサービスの提供と管理に携わるマネージャーを対象としており、ITIL(ITサービスマネジメントのフレームワーク)の実践的な知識が求められます。

企業や組織のITサービスの計画・運用・改善を管理し、サービスの品質やパフォーマンスの向上を図るプロフェッショナルを育成・認定することを目的としています。

受験資格と難易度

難易度:★★★★

受験資格:特になし

受験データ

  • 試験区分: 国家試験(情報処理技術者試験)
  • 実施頻度: 年1回(秋期)
  • 試験形式:
    • 午前I: 共通問題(多肢選択式)
    • 午前II: 専門問題(多肢選択式)
    • 午後I: 記述式(事例問題)
    • 午後II: 論述式(実務に基づくテーマ)
  • 試験時間:
    • 午前I 50分、午前II 40分、午後I 90分、午後II 120分
  • 合格基準: 各科目で60%以上

主催
独立行政法人 情報処理推進機構

試験について

  午前Ⅰ 午前Ⅱ 午後Ⅰ 午後Ⅱ
試験
時間
9:30~10:20
(50分)
10:50~11:30
(40分)
12:30~14:00
(90分)
14:30~16:30
(120分)
出題
形式
多肢選択式
(四肢択一)
多肢選択式
(四肢択一)
記述式 論述式
出題数 30問 25問 4問 3問
解答数 30問 25問 2問 1問

午前I・II

  • サービスマネジメント: サービス提供とサポート、インシデント管理、変更管理
  • ITILフレームワーク: サービスライフサイクル、ベストプラクティス
  • リスク管理: 可用性、キャパシティ、継続性
  • 法務とガバナンス: IT関連法規、コンプライアンス

午後I(事例問題)

  • 実際のITサービス管理に基づく事例を解釈し、管理手法を適用する問題。

午後II(論述問題)

  • ITサービスマネジメントの実践経験に基づいた課題解決の論述。

こんな人にお勧め

情報システムに従事する人

  • キャリアの強化: IT運用管理や品質保証の分野でのスキルを証明。
  • ITIL資格との相乗効果: より実践的なマネジメント力のアピール。
  • 資格手当: 企業によっては給与や役職に反映。

合格お役立ちサイト

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